この恋、成就率30%
「どうせお前のことだから?
『夫婦』じゃなくて、あくまで『兄妹』で、
でもどんな間柄であれ、おれのっていう位置づけは気に食わなくて
結果、『おれたちの妹』って言ったんだよな?」
幼馴染だと、こういうときに困る…
すっかり思考を読まれて、
寸分の狂いもなく言い当てられてしまっては、返す言葉もない
しかも、それが醜い独占欲なら、なおさらだ
「…わりぃかよ」
「はははっ!
お前、その顔…見せる相手が違うだろ!」
未だ笑っている悠馬…
きっと、おれは顔をあかくして、情けない表情なんだろうな
「っと、おれが言いたかったのはこんくらいだ
あとは、明日にでも報告しろよってことくらいだな」
「…いい報告ができるように、努力…はする」
「そーしてくれ」
そう言って、悠馬は自分の席に戻っていった
じゃあ…
まずは葉月を誘うことから、だな