初めてを君と。
「そんな痛々しい笑い方せんでええよ。
泣きたい時はおもっきり泣き。
それに、また新しい恋に落ちるまで好きでおったらええねん。気持ちは自由やからな。
俺らはいつでも、くーちゃんの味方やで。」

真くんのいつもの優しい微笑み。

「真くんは、優しすぎるよーーー。
私、真くんを好きになりたかったーーー!」

私は泣き笑いみたいになりながら、茜に抱きついた。

「真くん、その王子様系の微笑みはあかんで!!!!特に、恋に落ち込む乙女には!」

茜の言葉にみんなが笑った。



これでいい。


みんなが仲が良くて、笑いあってる。

私たちのチームにはこれがピッタリだよ。



「みんな本当にありがと。
私、これからは歌とダンスに生きるから!!!!!」

「じゃあ、練習しちゃう??」

咲のイタズラな笑みにみんなが立ち上がった。

iPodから流れてくる曲に、みんな真剣な表情で練習をする。

間違いを指摘したり、
もっとダンスが良くなるように言い合ったり。


みんなで過ごす時間はあっという間。

気がつけば22時を越えていて、
みんなそれぞれ帰っていく。

私は、もう少し踊っていたくて、
1人残って練習していた。
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