初めてを君と。
みんなが帰ってしばらくしてから、
低音のバイクの音が近づいてきた。


後ろを振り返れば、ちょうどバイクから降りて歩いてるくる晴輝くんの姿が目に写った。

どうしたんだろう。


もしかして、本当に告白の結果を教えにきたの???


そんなの、聞きたくないのに………

自分で言ったから、仕方ないけど、
いつも無口な晴輝くんなら、そこは流してくれればいいのに。。


そんな事を考えているうちに、目の前まで晴輝くんがきてしまった。
「お疲れ。」

そう言ってココアを渡された。
「ありがと。どうしたの?」

私は受け取ったココアを開けて、壁に持たれて座り込んだ。
その隣に晴輝くんが、座る。少し近い距離にドキドキして苦しい。



少しいつもとは違う雰囲気の晴輝くんに、私はそれ以上口を開く事ができなくて、
ただ隣に座っていた。

晴輝くんも、俯いたまま、何も話さない。



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