年下ワンコとオオカミ男~後悔しない、恋のために~
羽をつまんでいた彼の指が離れて、すっと頬を包んだ。
親指で肌をなぞるように撫でたあと、そのまま耳の後ろに移動して、親指が今度は耳を撫でる。
ゾワゾワとした感覚に包まれて体を震わせると、大輔くんは左手を私の横について、ゆっくり顔を近づけた。
「嫌なら、拒んでください」
触れるか触れないか、寸前の距離で顔を止めて、掠れた声でささやく。
目を細めて私を見るその顔は、いつもの人懐こい彼とは全く違う、知らない男の人の顔だった。
声が出せない代わりに目を閉じると、彼の顔が、ゆっくりと近付いて来るのを感じた。
唇に柔らかな感触が触れた。
高校生の時に初めてキスをした時みたいに、緊張と恥ずかしさと、それを大きく上回る気持ちよさがいっしょくたになって襲ってくる。
触れるだけの唇はぎこちなささえ感じさせるのに、何度もついばむように重ねたり離したりを繰り返されて、どんどん気持ちが昂ぶっていく。
右手を床につくと大輔くんの左手に微かに触れて、小指をその親指に絡めようとすると、彼の左手が私の右手を上から包み込んで、全ての指が絡み合った。
気付かないうちに息を止めてしまっていた。
苦しさを感じて、ん、と息とともに小さな声を漏らすと、合わせていただけだった唇の動きが急に激しくなった。
ぎこちないキスから一転して獰猛になる。
私の熱をさらに高めるように、僅かに開いた隙間から舌が入り込んでくる。
そのまま押し倒すように彼の体が覆いかぶさってきた。
耳の後ろで顔を支えていた手が、胸の前でさまよっていた私の左手を捉えて、床に両腕を押し付けられた。
親指で肌をなぞるように撫でたあと、そのまま耳の後ろに移動して、親指が今度は耳を撫でる。
ゾワゾワとした感覚に包まれて体を震わせると、大輔くんは左手を私の横について、ゆっくり顔を近づけた。
「嫌なら、拒んでください」
触れるか触れないか、寸前の距離で顔を止めて、掠れた声でささやく。
目を細めて私を見るその顔は、いつもの人懐こい彼とは全く違う、知らない男の人の顔だった。
声が出せない代わりに目を閉じると、彼の顔が、ゆっくりと近付いて来るのを感じた。
唇に柔らかな感触が触れた。
高校生の時に初めてキスをした時みたいに、緊張と恥ずかしさと、それを大きく上回る気持ちよさがいっしょくたになって襲ってくる。
触れるだけの唇はぎこちなささえ感じさせるのに、何度もついばむように重ねたり離したりを繰り返されて、どんどん気持ちが昂ぶっていく。
右手を床につくと大輔くんの左手に微かに触れて、小指をその親指に絡めようとすると、彼の左手が私の右手を上から包み込んで、全ての指が絡み合った。
気付かないうちに息を止めてしまっていた。
苦しさを感じて、ん、と息とともに小さな声を漏らすと、合わせていただけだった唇の動きが急に激しくなった。
ぎこちないキスから一転して獰猛になる。
私の熱をさらに高めるように、僅かに開いた隙間から舌が入り込んでくる。
そのまま押し倒すように彼の体が覆いかぶさってきた。
耳の後ろで顔を支えていた手が、胸の前でさまよっていた私の左手を捉えて、床に両腕を押し付けられた。