すべてはあなたから教わりました。
「どうしたの?」
「いや…何でもねぇ。」

バカ。分かりやすいよ。
何かあるから電話鳴るんでしょ。


「いいよ。電話してきて。」
「あぁ…悪い。」


涼はケータイを持って、私に背を向けた。
今どんな顔してるのか分からない。


涼…。


「あぁ…。本当にもう終わったんだから、やめてくれ。」


もしかして、今日会ったあの彼女なの?どうして電話番号知ってるの?まだ繋がってたの?




どんどん不安が増してくる。
やだ、やだ、やだ…。




< 123 / 202 >

この作品をシェア

pagetop