すべてはあなたから教わりました。
「何よ。そんな顔って!変な顔してるって言いたいのっ。」

私がそう言うと、ため息をついた。

「誰がそんなこと言うんだよ。そんな悲しい顔したら、帰れなくなるだろ。」

頭をかきながら、涼は焦っていた。


すると、ぐいっと腕を引っ張られ、キスをした。
強引で、熱いキス。

周りに誰かいるかもしれないのに、関係なくキスをした。


「寝る前、電話するわ。」
「電話?」

「お前の声聞くと、安心して寝れるかもしんねぇし。」

ドキッ。

そんな風に言わないでよ。
私だってそうだよ。


「うん。待ってる!」

「それじゃ、帰るな。」
涼は頭を撫でてくれて、
優しくチュッとキスをして帰った。

まだドキドキする心臓。




< 96 / 202 >

この作品をシェア

pagetop