お前は誰にも渡さない






「ええええ!?ガチのお嬢様じゃん!」



「はぁ・・・だからね、お金目当てで寄ってくる奴が多いのよ。
その道具として志織に近づく奴も多いから、私は志織を巻き込みたくないだけなの。」





ぁぁだから目ひからせて・・・





「・・・志織だけなのよ、今までちゃんと友達になってくれたの。」

「そうだったんだ・・・」

「だからあんたが金目当てとか半端なやつだったら、これで打とうとしてたけど。」




「お前さっきの言葉嘘か・・・?」




でも、本当に志織っていう友達を大事に思ってるんだなと思った。
以外といいやつだな。





「で、話戻すけど、本気で好きなんだよね?」 

「あたりまえだろ…」

「そ。じゃぁその調子で志織のこと振り向かせて?決めるのは志織だけど……」




は?どういう意味だ・・・?





「つまり、頑張れってこと?」

「まぁ。そうね。」

「志織にはもう新しい恋してほしいから・・・それだけ。」





その言葉が少し胸に突き刺さった





「・・・あいつ失恋でもしたのか?」

「そうね、志織には・・・」



その時志織が向こうから走ってくるのに城之内が気がついた。




パタパタと足音お立てて走っていた



「薫ちゃーん♪♪おまたせぇ〜」




犬のように走ってくる志織を城之内はいとおしそうに見ていた。



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