ポーカーフェイス
翌日、二人は初めて朝を一緒にむかえる。

淡い色のカーテンの隙間から太陽の日差しが差し込んでいた。
真離は日差しの眩しさで目を覚まし、白いシーツを掻き分けてベッドから起き上がろうとすると、真離の右手を代表が掴む。そんな手を真離は軽く振り払った。

真離「仕事の時間ですよ。起きなきゃ。」

そう言って真離は裸のまま洗面所へと向かった。

代表は日差しが眩しいのか目の辺りに手を掲げて真離の後ろ姿をうっすらと目を開けて見つめていた。
< 79 / 144 >

この作品をシェア

pagetop