勝手に古今和歌集
でもいいや、俺は、本物の夏木さんに直接会えるんだから。




というわけで、俺は登校するとさっそく夏木さんに夢のことを報告したのだった。




照れくささに頬が熱くなるのを感じながら。






「へっ、へぇ~!?

心当たり全くないんだけどね~!?」






夏木さんがわたわたと焦ったように答える。




ああ、恥ずかしがり屋の夏木さんに、こんなことを言ってしまって、申し訳なかったなぁ。




夏木さんはそのまま、仲良しの吉村さんのところに走って行き、どおんと抱きついた。





あぁ、なんて可愛らしい動きなんだ。



いつか、あれを俺にしてくれたらいいなぁ………





< 50 / 93 >

この作品をシェア

pagetop