喫茶の謎解き意地悪紳士

「……探偵?」

なぜ、探偵がここに?

大司は眉をひそめた。

叶亜は紳士な笑みを浮かべた。

「そう警戒しないでください。僕は話を聞きに来たんです」

「話?……まさか、遺産のことじゃないだろうな。」

「さすがは、大司さん。お察しがいい」
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