不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上
今度は振り払われない手。
ちょっと嬉しんだ私が馬鹿だった。
その刹那、
____ドクン。
全身の血という血が熱を出した。
…この感じ久しぶりだ。
”力”を使った時に起こる急激な眠気。
でも、”力”を使ったつもりはない。
無意識に使ったってしまった…?
いや、でもコントロールは奴らの元で散々教え込まれたはず…
あ、だめ
考えられない。
『ちょっ、と…やば、い、か、も……』
「おい!!」と、みんなの焦る顔が一瞬見えて、私はそのまま目を閉じた。