空のギター
KazamiとRaiseiから始まった穏やかな旋律。最愛の人は、いつも自分を癒してくれる存在。疲れ、傷付いた心を緩和させてくれる薬を、彼女はいくつも持っているのだ。
続いて、歌い手がKouya・Hiroに代わる。彼女がこぼす笑顔や涙を愛しいと思うのは、もしかしたらありきたりなのかもしれない。だが、この恋は一生ものだ。手放す気など、更々ない。間もなく大切なサビ部分。主旋律を歌う四人と、Setsunaの歌声が美しく重なった。
君を守るために生まれてきた──とは言ってみたけれど、彼女の可愛い寝顔にはフッと気が緩んでしまう。終始恐ろしい睨みを利かせている百獣の王でも、愛しい存在の前ではこんな風に穏やかな表情を見せてしまうのかもしれない。そう考えたら、愛はとても素晴らしいもの、ということになるのだろう。
Setsunaの声は、四人分の声量に全く劣らない。修行の成果はここでも表れている。雪景色が浮かんでくるようなハーモニーに、観客の心は感動でうち震えたのだろう。その証拠に、水鳥の大群が水面から羽ばたく時のような拍手が、五人に“良かったよ”という気持ちを伝えてくれた。
続いて、歌い手がKouya・Hiroに代わる。彼女がこぼす笑顔や涙を愛しいと思うのは、もしかしたらありきたりなのかもしれない。だが、この恋は一生ものだ。手放す気など、更々ない。間もなく大切なサビ部分。主旋律を歌う四人と、Setsunaの歌声が美しく重なった。
君を守るために生まれてきた──とは言ってみたけれど、彼女の可愛い寝顔にはフッと気が緩んでしまう。終始恐ろしい睨みを利かせている百獣の王でも、愛しい存在の前ではこんな風に穏やかな表情を見せてしまうのかもしれない。そう考えたら、愛はとても素晴らしいもの、ということになるのだろう。
Setsunaの声は、四人分の声量に全く劣らない。修行の成果はここでも表れている。雪景色が浮かんでくるようなハーモニーに、観客の心は感動でうち震えたのだろう。その証拠に、水鳥の大群が水面から羽ばたく時のような拍手が、五人に“良かったよ”という気持ちを伝えてくれた。