空のギター
──夕闇に包まれていく街角が、イルミネーションに照らされている。静寂な道を歩いている間にも、雪は止むことなく降り続く。空を仰げば、大切な人のことが思い出される。あなたがやってきてから毎日が笑顔に溢れている、と実感して、会いたくなる。頭上の暗闇から落ちてきた雪の欠片達が頬をくすぐる。その冷たさとは裏腹に、あなたのぬくもりはとても温かい。どんな不安も迷いもあなたが溶かしてくれる。
私の心にあるもの全てを、あなたに伝えたい。今夜はずっと、あなたに抱き締めていて欲しい。あなたへの愛は、雪のように深く深く降り積もっている。あなたは神様が私にくれた、何よりも素敵なプレゼントね──澄んだソウルフルな、それでいて清らかな声が、人々の耳を通して心を揺らした。
「……ありがとー!!」
少女が大きな声でSetsunaにお礼を叫ぶ。彼は笑顔で手を振り、それに応えた。取材陣のフラッシュが光る中、大きな誕生日ケーキがSetsunaに贈られる。出演者全員でそれを食べた後、織春とTrickstersがそれぞれ新曲を歌う。それを見届けたQuintetがヘッドセットを装着し、ステージ中央に集合した。
私の心にあるもの全てを、あなたに伝えたい。今夜はずっと、あなたに抱き締めていて欲しい。あなたへの愛は、雪のように深く深く降り積もっている。あなたは神様が私にくれた、何よりも素敵なプレゼントね──澄んだソウルフルな、それでいて清らかな声が、人々の耳を通して心を揺らした。
「……ありがとー!!」
少女が大きな声でSetsunaにお礼を叫ぶ。彼は笑顔で手を振り、それに応えた。取材陣のフラッシュが光る中、大きな誕生日ケーキがSetsunaに贈られる。出演者全員でそれを食べた後、織春とTrickstersがそれぞれ新曲を歌う。それを見届けたQuintetがヘッドセットを装着し、ステージ中央に集合した。