俺様上司は、極上の男!?
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時計が18時を指した。
私は買ってきたばかりのワンピースとお出かけ用のムートンのコートを身につける。
サロンで毛先を整えた髪は、帰って来てから念入りにホットカーラーで巻いた。
普段は巻かないゆるふわヘアをひとつに結わえたスタイルだけど、今日は気合いを入れて華やかに決めた。
靴はピカピカに磨き、爪も精一杯磨き、今出来る最高のスタイルで玄関に立つ。
よっしゃ、私、パーフェクト!
勝ったも同然!
……って違う違う。今日は合コンじゃない。
勝負であることには変わりないけど、私が素直に気持ちを伝えれば幸せはすぐそこにある。
イヤッホー!!
こんなに幸せでいいのかな。
つらい失恋から救い出してくれた人に恋をして、その人も私が好きみたいで。
駅まで歩きながらブフフと気味悪く笑ってしまう。
やばい、誰も見てなかったよね。