俺様上司は、極上の男!?
でも課長は、私の弱味を握ってどうこうというのは考えていないみたいだ。
当たり前か。地味男をきどってるけど、本気出したらイケメン度半端なかったもんな。
部下なんかに本気にならずとも、お相手に苦労はしなさそう。


よし!
やっぱり仕事に集中しよう!

裕太と別れたタイミングで大きな仕事をもらえたのは、恋や結婚ではなく、今は仕事に生きた方がいいって暗示かもしれない。


ひとりぎゅっと拳を握る。
折よく、私の前に黒豚タンステーキが!

ワーオ!美味しそうだぜー!
ひとりで食べちゃうんだぜー!


「お一人様でゴツイもん食べるんだな」


背後からかけられた冷悧な声。

こ……この展開は……。

私が振り向くより先に、カウンターの隣の席に櫟課長がついた。
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