俺様上司は、極上の男!?
あ、と思った時には、逃げるには不自然すぎる間合いに、朋子がいた。



「つぐみちゃん……」


私は何も言えなかった。言う言葉がない。


「最近、仕事どう?」


言うことがみつからないのは、朋子も一緒なようだった。

私たち、仲よかった頃、どんな話をしてたっけ?


「こっちは、新店舗の話が出ててね。結構忙しいよ。私、そっちの担当になるかもしれなくて……」


「すぐ戻らなきゃいけないから」


私は朋子の話を遮った。そして、彼女を大きく避けながらエレベーターに向かう。


「つぐみちゃん!」


朋子が大声で呼ぶ。



「許せないだろうけど、本当にごめんなさい!」
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