また、君を笑わせよう
第3章

やっぱそうなるんだ

ジリリリリカチ



「もう朝か…」



俺はかけていた携帯の目覚ましを止め、目をこする。



布団をたたみ、押し入れに入れてジャージに着替えた。



これは俺の日課で、毎朝欠かさず朝四時半に起きて準備運動をしてから走りに行く。



壬生寺は広いから一周だけでも相当疲れるよ。



今日も気持ちよく走って汗をかき、部屋に戻った。



汗を拭いてから僧衣に着替え直す。
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