また、君を笑わせよう
「かもな。」



自然とあいつを見る。



「何者なんだ、いったい。」



しばらく喋らずに見ていたが、



「……本当にあいつを長州の間者として疑っても良いのか?ただ子供たちと楽しく遊んでいるようにしか見えないのだが。」



一君が皆を代表して言ってくれた。



俺もそう思ったよ。



あいつは浪士を倒した時の面影は一切なく、なんの警戒心も抱かずにはしゃいでいる。
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