ブラッディ ショコラ

全てを聞き終えてから、エリカは「ん~」とうなり、首をかしげた。

エリカも何も知らないようだ。

「あたしから何か聞いてみるよ!」

そうしてくれると助かる。
エリカはいつも4人の中心にいる。あの二人もエリカになら何か話してくれるかもしれない。

「うん、お願い。」

この件はひとまずエリカに託すことにした。 


その後もエリカと私は、すぐに教室に帰るわけにもいかず、保健室で談笑していた。

そのうちチャイムが鳴ってホームルームの時間が終わった。

教室に戻らなきゃいけないと思ったが、朝からいろんなことがあったせいか、少し疲れた。

私は1時間目の授業をちょっとサボることにした。どうせ、先生の中では私は具合が悪いことになっている。
エリカは二人のこともあるので教室に帰ると言い、保健室を出た。

空は晴れ、心地良い日差しがベッドに当たっている。一眠りしようかと思い、私は布団の中へ入った。

そこは程よくぬくぬくしていて、寝不足気味の体を休めるにはちょうど良かった。

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