Dream*Voice





『やっ...やだぁ...こないでぇ...』




必死に体を押すけど20代の男性に10代の女子高生が適うわけなくて...



「美音ちゃんの可愛い唇、いただきまぁす」


な、なんで名前...



『いやぁ...いやだぁぁ!!!だれかっ、たすけて..!!!』




ギュッと目をつぶった。




「美音から汚ねぇ手を退けろ!!!」




この..声.....




目を開けるとさっきのストーカーの顔じゃなくて、乱れた黒髪から、少し汗を垂らして、息を切らしながら私の前にいる、





大夢君だった.....____





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