隣のクラスの彼氏【続】
頭が混乱して涙はすぐにひいた。
「あ、泣き止んだ。」
そんなふうにいつも通り笑う桐生。
「じゃーね。安達くんとお幸せに。」
その言葉に耳を疑った。
ボーッと状況を整理している間に、サッサッと階段を降りて行ってしまった桐生。
あーーー、もう!!!
「桐生のあほ!!!」
そう一人叫んで、また桐生を追いかけた。
なに、どうして勘違いされてるの。どこに勘違いするようなワードや要素があったの!?(いっぱいあった)ないでしょ!?なのにどうして勘違いするのよ!!
私はまだ凄く桐生のこと大好きなのに!
走って走って。桐生を探す。
…なんでこんなに歩くの早いの!どこにもいない!