隣のクラスの彼氏【続】
中庭のベンチ座って一人いちごみるくを飲む桐生の姿。
「桐生!!」
私が名前を呼ぶと驚いた顔で目を大きく開けている桐生。…いちごみるく口からこぼれてるよ。…汚い。
「…どうしたの。」
またそんな悲しそうな顔して。自惚れてもいいの?
すーっと息を吸って
「私安達くんと付き合ってないよ。」
「…え?なんで?」
「なんでって好きじゃないから。」
「え、だって『よろしく』とか『こちらこそ』とか言ってたからてっきり。」
「…それは、」
そして私は安達くのことを事細かく説明した。
「…じゃあ安達と美織は付き合ってないんだね?」
「そうだよ。」
「…俺、超恥ずかしい。マジで焦った。」