隣のクラスの彼氏【続】


そういって私のことを見る桐生の顔は真っ赤になっていた。…そんな顔反則だ。


「とりあえず良かったよ。」

そう言って耳まで真っ赤な桐生は微笑んだ。

「っ、うん。」

もちろんそんな顔に胸はときめくわけで、そんなこと言われたらどんな返事をしていいのかも分からなかった。


「……」

「……」


無言になっちゃった…。気まずいな…。桐生は何を思ってるんだろう。

サーッと風が私たちの間を吹き抜けて、私たちの髪を静かに揺らす、チラッと横目で桐生を盗み見ればいつもとかわらない綺麗な横顔。見るだけで、いっしょにいるだけで胸がギューと締め付けられる。



あー、やっぱり離れたくないな。


「「あのさ、」」

「…美織からどうぞ」

そう言ってニコッと微笑む、
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