隣のクラスの彼氏【続】


ごめんね、桐生は私のこと好きじゃないかもしれないけど、他の女の子の方が好きかもしれないけど。

いつの間にか、私予想以上に桐生に溺れてるんだもん。悔しいけど。



「私さ、桐生と距離置くだけでも辛かったのに、別れるなんてもっと嫌だ。」


駄目だ、また泣きそう。


すると隣から聞こえてきた盛大なため息、…そんなに私のこと嫌いなのか、と泣きそうになるのを唇を噛んでこらえる。


「っ、なにそれズルい。美織ってほんとズルいよね。計算?」


「…桐生のほうがずるいよ。」


「美織は俺のことが好きってわけだ?」

そんな図星な質問をされて、ビクッと肩を震わせて見上げると桐生の勝ち誇ったような顔がそこにあった。



「…っ、好きだよっ。悪い!?」



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