隣のクラスの彼氏【続】
数日後。あれから桐生とは特に変化もなく。私は元気を失う一方だった。
「あのっ、市村さん。…ちょっといい?」
昼休みご飯を食べ終わって、由奈と真美と話していたら廊下から私の名前を呼ぶ声がした。そこに立っていたのは知らない男の子。でもネクタイの色からして同じ学年だ。
「え?私…?」
「あ、うん。市村さん。」
そういう彼の顔は真っ赤だった。
「ちょっと!美織!安達くんじゃん!」
真美が興奮した様子で私にそういう。
「え、だれ?」
と私が言うと。
「学年で格好いいって人気の安達くんだよ!なんであんたに呼び出しがくるの!」
…ふーん。そうなんだ。確かにすんごいイケメン。