森田当麻の奇妙事件簿2

「じゃあ、行きますか」

何の恐れもない当麻につづく皆藤と富山。

閉まってるシャッターの前にいくと、当麻は足元に転がる石を持った。

それを皆藤に渡す。

「あ?なんだ、この石。」

「皆藤刑事。投げてください。」

「は?」

「あのシャッターに向かって。」

当麻がシャッターを指差すと、皆藤は訳がわからないように首をかしげた。



< 155 / 250 >

この作品をシェア

pagetop