恋愛優遇は穏便に
スマホを手にして、あるところへ電話をかけた。
「森園です。郡司さんはいらっしゃいますか」
しばらく保留音が鳴り響き待っていると、保留音が途切れた。
「郡司です。お疲れ様です」
「今、お時間よろしいでしょうか」
「はい。どうかされましたか?」
「派遣のことでお願いがあるんですが」
「どういった内容でしょうか」
「以前、郡司さんがリソースワークグループ統括マーケティング・マネージメント室の社員の件、お話されていたじゃないですか」
「はい」
「その件でご相談がありまして」
「わかりました。その件に関して時間つくりましょうか」
「いえ、今ここで返事をさせてもらっても構いませんか」
「構いませんよ」
「社員の件なんですが……」
自分に見合う結果を郡司さんに話した。
「それで森園さんがよければいいと思いますが。五十嵐室長にもその旨、伝えておきます」
「よろしくお願いします」
電話を切る。
ふっと重い荷物から解放された、そんな心持ちがした。
事務室に戻ると、高清水さんがお昼を食べ終えて仕事の準備をしていた。
「森園さん、何かすっきりした顔してますけど」
「答えがみつかったんで、それでかもしれません」
「答え、ですか?」
高清水さんに言えないのが残念だ。
でも私の答えはそれでよかったんだと納得ができるものだった。
事態がどう変化しようとも、前に進むしかないから。
「森園です。郡司さんはいらっしゃいますか」
しばらく保留音が鳴り響き待っていると、保留音が途切れた。
「郡司です。お疲れ様です」
「今、お時間よろしいでしょうか」
「はい。どうかされましたか?」
「派遣のことでお願いがあるんですが」
「どういった内容でしょうか」
「以前、郡司さんがリソースワークグループ統括マーケティング・マネージメント室の社員の件、お話されていたじゃないですか」
「はい」
「その件でご相談がありまして」
「わかりました。その件に関して時間つくりましょうか」
「いえ、今ここで返事をさせてもらっても構いませんか」
「構いませんよ」
「社員の件なんですが……」
自分に見合う結果を郡司さんに話した。
「それで森園さんがよければいいと思いますが。五十嵐室長にもその旨、伝えておきます」
「よろしくお願いします」
電話を切る。
ふっと重い荷物から解放された、そんな心持ちがした。
事務室に戻ると、高清水さんがお昼を食べ終えて仕事の準備をしていた。
「森園さん、何かすっきりした顔してますけど」
「答えがみつかったんで、それでかもしれません」
「答え、ですか?」
高清水さんに言えないのが残念だ。
でも私の答えはそれでよかったんだと納得ができるものだった。
事態がどう変化しようとも、前に進むしかないから。