恋愛優遇は穏便に
「スマホを見てニヤニヤしていたんです」
「え?」
「で、朝、何でニヤニヤしてたんだって聞いても教えてくれないんで、ケンカしてそのまま会社へ来たんです」
「栗林さんからメールは来たんですか?」
「来てますけど、無視です。朝は食欲なかったんですよ、これでも」
そういいながら、買ってきたパンを頬張っている。
「栗林さんていっつも秘密を持つんですよ。どうして教えてくれないの、って言っても仕事だからっていうし。すべて終わってからじゃないと話せないこともあるとかなんとか」
もしかして私と大和のことであったことも栗林さんは高清水さんに事後報告したのかな、と思いながら、目の前のカップになみなみ注いだお茶をすすった。
「で、今回も何かヘンなんですよね。コソコソしてて。もしかしてまた森園さんとか?」
そういうと、ジロリと高清水さんは冷たい視線を注いでくる。
「ちょ、ちょっと、関係ないですって。こっちまで広げないでくださいよ、話を」
「それならいいんですけどね。結局一緒に住んでいても気持ちがバラバラなこともあるから疲れますよ」
高清水さんと栗林さんとの生活はどういうものなのか、気になるけれど、あんまり詮索するのもどうかな、と思って軽く笑っておいた。
「所長とはどうなんですか? なんて聞きたくなりますけど、やっぱりヤメときます」
「……はあ」
そういうと、高清水さんはお昼を食べ終えて化粧直しにいってしまった。
「え?」
「で、朝、何でニヤニヤしてたんだって聞いても教えてくれないんで、ケンカしてそのまま会社へ来たんです」
「栗林さんからメールは来たんですか?」
「来てますけど、無視です。朝は食欲なかったんですよ、これでも」
そういいながら、買ってきたパンを頬張っている。
「栗林さんていっつも秘密を持つんですよ。どうして教えてくれないの、って言っても仕事だからっていうし。すべて終わってからじゃないと話せないこともあるとかなんとか」
もしかして私と大和のことであったことも栗林さんは高清水さんに事後報告したのかな、と思いながら、目の前のカップになみなみ注いだお茶をすすった。
「で、今回も何かヘンなんですよね。コソコソしてて。もしかしてまた森園さんとか?」
そういうと、ジロリと高清水さんは冷たい視線を注いでくる。
「ちょ、ちょっと、関係ないですって。こっちまで広げないでくださいよ、話を」
「それならいいんですけどね。結局一緒に住んでいても気持ちがバラバラなこともあるから疲れますよ」
高清水さんと栗林さんとの生活はどういうものなのか、気になるけれど、あんまり詮索するのもどうかな、と思って軽く笑っておいた。
「所長とはどうなんですか? なんて聞きたくなりますけど、やっぱりヤメときます」
「……はあ」
そういうと、高清水さんはお昼を食べ終えて化粧直しにいってしまった。