月星鬼



書斎を出ると廊下の端でちゃんと座って待ってるキキとその横にボラン。







私を認識すると肩に飛び乗ったり抱っこしたりと…








その状態で居間に行きご飯を食べた。








部屋に戻ると今日のことをリピートする。









「めんどくさいな…気が抜けない。にしても名前なんだろ。」






白ランなんて珍しいし、明るくて仔犬みたいに人懐っこい印象を受けた。










その日は沙季とも特に話さずで…








ミールとキキがじゃれあってるのを横目に準備をしていた。








本当嫌だ。








‘双子。白ラン。転入’







ボランが話した単語に今日の子だということが分かる。







双子なんだ。私たちと同じじゃん。








ベッドに寝転びその日はそのまま眠りに落ちたのだった。










月が警告してたのにも関わらず、








私は気付かず…














カタカタカタカタ_____







風が吹き荒れる。










明日はHappyDay or BadDay?





どちらでしょう。






















< 22 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop