月星鬼




聞けば親に不満。人を喰らうのは嫌。







神一族に背く感情があり嫌々するのが憂鬱になった。







けど、人を喰らわないと生きれないとのこと。







「普通の食事だけじゃダメなの?」






「それだけでも大丈夫なんだけどね…それだけじゃ血液まで補えないんだよ。」




「だから俺らを仲間にしろ。」





「仲間はダメですよ。情報は全て流します。だから…神一族を潰して下さい。」








3人揃って床に擦り付けそうな勢いで頭を下げた。








「……まだ信用はできない。」





「そうね。まずは本心かどうかも調べる必要があるの。」





そこにキキとミールが入ってきた。







“確かめようかしらね?”






「お願い頼むわ。」





“任せといて。”







キキは3人の前に優雅に座るとチョッカーが光だした。










それから1分後____





“全て本当。騙してもないわ。白よ”




「そっか。ありがとうね。」





沙季とアイコンタクトをとると、アクセをポケットに入れて解除した。






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