月星鬼






金色の目が露わになる。







「そうね…3人は再度また学校で話そ。だから、このことは内緒ね。もし守らなかったときの代償は大きいよ?分かってるよね?」







代償は代々伝わるあの方法。






とてつもなくエグい…嘔吐が止まらなくなりそう。










3人を放し巡回をした。






嗅覚で探り3人を見つけることはなかった。







家に帰りくつろいでいると、






「明日は萊の所へ行くが来るか?」






私はカレンダーに目を逸らし日付を確認した。




「____もう、そんなに経つんだね…」







____蓬…私は強くなれた?











静かに話した私を悲しそうに見る沙季。








「絶対行く。和菓子を仕入れなきゃ。」






「あぁ…お袋に頼んどく。」






「ありがとう。じゃあ、おやすみ。」





「くつろいでるとこすまなかったな。」







沙季は私の部屋から出て行った。









ねぇ辛いんでしょ?何で…言わないの?







あの子は沙季にとって一生って言って良いくらいに大切な子でしょ?








私は去って行った沙季の残像を見て一筋の涙が頬を伝った。











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