月星鬼





翌日学校へ行くと当たり前だけど、いる3人。


学校で3人に会っても問題は無いしあっちも危害を加える気がさらさらない…って訳でも無いんだけど…







私たちに捕まる前のように接して学校は終わった。








そして、一旦帰宅して和菓子を鞄に入れる。








袴を来て髪を結い和装になる。










それは沙季も…








「準備できたか?」






「うん!バッチリだよ!」





笑顔で言う私に笑い手首を掴む。







「「動風」」






キキやミール、ボランも共にある集合場所まで行く。








私たちの家の裏の山の麓。






沙季と同じ紺と藍色と銀の袴を着た男。







私たちと同じ鬼一族…3つあるうちの2番目となる一族の跡目。








私たちの幼馴染だ。





海堂 萊(カイドウ ライ)切れ長の目が特徴。






「らーい!ゴメンね!」





「沙羽久しぶりだな。」





「そうだね!」




「じゃあ行くか。」




「あぁ。」





あ、因みに私は朱色に深緑と橙。藍色に銀の袴を着ている。











結っているかんざしは出羽家の家紋。






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