初恋も二度目なら
その時点で、私一人で大ボトル1本分飲んでいたなんて、もちろん知る由もなかったのは、自分がどれくらい飲んでいるか、計量しながら飲んでいたわけじゃあないし、他の3人も、結構飲んでいた・・・と思うから。
それに、この楽しい雰囲気の飲み物には、ワインが一番似合うと思うけど、個人的には白が飲みやすいなぁ。

と思った私は、それからは白ワインばかり飲んでいた。

「あの絵を見ていたら、ラベンダー畑が見たくなりました」
「ラベンダー畑っつったら、やっぱ南仏だよな。今度このメンバーで行く?」
「あー、止めといたほうがいい。こいつが絶対迷子になる」

と言った部長の親指は、なぜか私を指している!

「ちょーっと、ぶちょー?わたし、フランス語は全然しゃべれませんけどー、地図は読めますよー?」という私の反論を誰も聞いてないのか、ユキオくんは納得顔で頷いてるし。
同じく納得顔で頷いている悠希さんに至っては、「あぁ、そうだなぁ」とまで言ってるし!


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