初恋も二度目なら
プッと笑ってる部長の声が聞こえる。
そして部長は、キレイにアイロンがかかっている真っ白なコットンのハンカチで、私のメガネを拭いてくれていた。
最初は「意外」と思ったけど、すぐに「部長らしい」と思い直した。
ハンカチを持ち歩いていることが。
ああいうハンカチを持っているということが。
やっぱり部長には、白やブルーの、アイロンがかけられたコットンのハンカチやワイシャツがよく似合う。
「できた。顔」
「は?」
「俺がおまえにメガネをかけてやる」
イコール、私にメガネを渡さない。
と部長の顔は言っていたので、私は渋々部長に顔を近づけた。
わ!部長の顔が、ムスクの香りが超近ーい!
咄嗟に私が目をつぶった間に、部長がメガネをかけてくれた。
耳に触れた彼の指の感触が・・・熱い。
「も・・帰ります」
「そうだな」
「ぶちょ、う」
「なんだ」
「近い、です」
私がつっかえながらそう言うと、部長はフッと余裕の笑みを浮かべながら下がってくれた。
私たちがそんなやりとりをしている間、観に来ていた人たちの、ゾロゾロと出て行く足音や話し声が、BGMのように聞こえた。
そして部長は、キレイにアイロンがかかっている真っ白なコットンのハンカチで、私のメガネを拭いてくれていた。
最初は「意外」と思ったけど、すぐに「部長らしい」と思い直した。
ハンカチを持ち歩いていることが。
ああいうハンカチを持っているということが。
やっぱり部長には、白やブルーの、アイロンがかけられたコットンのハンカチやワイシャツがよく似合う。
「できた。顔」
「は?」
「俺がおまえにメガネをかけてやる」
イコール、私にメガネを渡さない。
と部長の顔は言っていたので、私は渋々部長に顔を近づけた。
わ!部長の顔が、ムスクの香りが超近ーい!
咄嗟に私が目をつぶった間に、部長がメガネをかけてくれた。
耳に触れた彼の指の感触が・・・熱い。
「も・・帰ります」
「そうだな」
「ぶちょ、う」
「なんだ」
「近い、です」
私がつっかえながらそう言うと、部長はフッと余裕の笑みを浮かべながら下がってくれた。
私たちがそんなやりとりをしている間、観に来ていた人たちの、ゾロゾロと出て行く足音や話し声が、BGMのように聞こえた。