クリアスカイ
その時だった。
「おーい、どした〜?」
聞きなれた声と共に、待ちわびた声の主がひょこっと顔をだした。
「…アツシっ!」
修二の声にバッと反応したアツシは目を見張った。
「修二…?何で…」


二人の間でつったっていた女性従業員が
「アツシさんの知り合いだったんですかー?」
とニコニコ笑った。アツシは
「うん、友達。」
と答えると「お疲れ様。」と彼女を見送った。



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