○○するお話【中編つめあわせ】



「カイジさん」
「ん?」
「このケーキ、おいしいです」

わずかに……ほんのわずかに緩んだように見えた口元に湧き上がる至福に。
チリっと胸の奥に焼けたような痛みが走った。



『ねぇ、カイ。吸血鬼が必要以上に人間に近づかない理由、分かってるよね?』

恋に堕ちた吸血鬼は――。


















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