君といつまでも
のろのろと教科書をカバンの中に詰め込んだ。
「おい、バカ」
「もうっ、なに?!」
少しだけ怒り口調の悠介の声に振り返った。
「また机のうえに忘れてたし!」
そう言って手渡されたのはあたしの数学の教科書。
「えっ?………ありがとう…ございます」
不貞腐れながらそういうと
「てかっ…ずっと言おうと思ってて…、この間はごめんな?すげー無神経だった…。」
意外な言葉が返ってきた。
「いーよ、別に悠介が悪いんじゃない…その通り過ぎてなにも言えなかっただけ」
少しでも気を緩めたら涙が零れてしまいそうで、悠介の顔もまともに見れず数学の教科書をカバンにしまった。
その時、突然腕を捕まれた感触がした。
顔を上げると、視界から悠介は消えていて、瞬くんの背中。
「しゅっ瞬くん?!」
「じゃーな、悠介」
瞬くんはあたしの言葉にはなにも答えず、悠介に向かって淡々とそれだけ言ってあたしの腕をひっぱりながら出口の方に向かっていく。
とまどいながらも教室の中を振り返ると、心配そうな顔をした未来ちゃんと、桃ちゃんがいた。
「おい、バカ」
「もうっ、なに?!」
少しだけ怒り口調の悠介の声に振り返った。
「また机のうえに忘れてたし!」
そう言って手渡されたのはあたしの数学の教科書。
「えっ?………ありがとう…ございます」
不貞腐れながらそういうと
「てかっ…ずっと言おうと思ってて…、この間はごめんな?すげー無神経だった…。」
意外な言葉が返ってきた。
「いーよ、別に悠介が悪いんじゃない…その通り過ぎてなにも言えなかっただけ」
少しでも気を緩めたら涙が零れてしまいそうで、悠介の顔もまともに見れず数学の教科書をカバンにしまった。
その時、突然腕を捕まれた感触がした。
顔を上げると、視界から悠介は消えていて、瞬くんの背中。
「しゅっ瞬くん?!」
「じゃーな、悠介」
瞬くんはあたしの言葉にはなにも答えず、悠介に向かって淡々とそれだけ言ってあたしの腕をひっぱりながら出口の方に向かっていく。
とまどいながらも教室の中を振り返ると、心配そうな顔をした未来ちゃんと、桃ちゃんがいた。