sweet melody
そう言った拓斗は目を逸らす。
、、、もしかして、照れてる?
ふっと笑ってしまう私。か、可愛い。
やばい、もっと拓斗のこと知りたくなっちゃう。
そんなこと思ってたら、そっくりそのまま思ってることを口走ってた私。
「もっと拓斗先輩のこと、知りたいです、、、。」
『、、、え?』
うわっ、私なんてことを、、、!
でももうここまできたら恥もないわ、突き進むのみ。
「あのっ、拓斗先輩!
今日初めてお話したばっかりなんですけど、益々好きになりました!
ギターを弾く先輩だけじゃなく、色んな先輩が知りたいんです!
つ、付き合ってくれませんか?」
言ってしまった〜、、、。
どうしよう。
これ、もう今後ライブ行けないよね?
そんなこと全く考えてなかった、、、。
せめてライブには行きたかったな。
そんなことをぐるぐる考えてると、
『、、、別に、いいけど。』
へっ?なんて言った?
聞き間違い?