AveniR-アヴニール-
差別の知識も植えつけられてる。

まあ一応、こいつは自分がデトリュシエータ人って事は認めてる。

腕の傷はイデアルシア人にやられたものらしい。

何だかんだでこいつも

イデアルシアの被害者だ。」

すると、ブライアンは悲しそうな表情をして

「そうか、それは可哀想(カワイソウ)だな…。」

そう言った。

…なんかムカつく。

「けっ、余計な事をしゃべるんじゃねーよ。」

俺はようやく口を開いた。
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