AveniR-アヴニール-
「確かに俺はイデアルシア人に傷つけられた被害者だ。

だけど、俺は可哀想だとか思われたいワケじゃねえ。

俺にとって重要なのは

デトリュシエータの村が

安全な所かってだけで

アンタらに同情される筋合(スジア)いもねえし、

仲良しごっこもする気はねえ!」

俺はブライアンにそう言ったら、

クソアマに笑顔で頭をグリグリされた。

「いででででででででで!」

「いや悪いねえ、ブライアン。
< 105 / 180 >

この作品をシェア

pagetop