AveniR-アヴニール-
「ニコル!どこだ!」

俺はニコルを呼びながら探した。

がさがさっ!

他の足音が聞こえる。

音が聞こえる方向へ行ったら

遠くにニコルがいた。

だけど、

「なんだ…あれ…は」

ニコルは右肩からは

血が滴(シタタ)っており、

肩をおさえながら走っている。

俺の存在に気づいていない。

そしたら、

ニコルの後ろから

銃を持った男が追いかけてきた。

誰だ…あいつ…?

なぜニコルを追う?

今はそれよりも

ニコルをなんとかしねえと…!
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