AveniR-アヴニール-
ヘリーからして見れば、

まるで害虫がもがいて弱る姿を見てるも同然だからだ。

「ヘリー、先に帰ればいいよ。」

「レシオ?」

俺はきょとんとしたヘリーの声をよそに

カフェで頼んだコーヒーのカップを持って、

カフェの外に出た。

「離せよ!俺はっ、妻に会いに来たんだ!!離せえ!!」

「大人しくしろ!デトリ!」

デトリはまだもがいており、

警察の人も押さえるのに精一杯だった。
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