夢道


「なんでそんな風に思えるの?」


「カルとは長い間親友やってるから。
あいつなら上手く
やり過ごしてると思うんだ。」


ノイさんの言葉は

悲しく感じた。


「そっか。」


それ以上私は

何も言えなかった。


宿に着くと、

私たちは食事をした。


食事を終えてから、

ロビーで話をした。


話をしている時、

コウさんが言った。


『私たちを見ていると、

昔の自分を思い出す』と。




「昔…俺がまだ小さかった頃……
俺にとって一番大切な人ができたんだ…。」


コウさんは話し始めた。


私とノイさんは

コウさんの話の中に

入っていった。



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