男装騎士～あなたの笑顔護ります～

｢ユキが、これ以上強くなったら、僕困るな｣

｢なんでよ｣

｢僕も、負けないくらいつよくなろー｣




フランがそう言って笑った。
フランが戦ってるところ、私見たことないんだ。
またフランとも手合せしたいな。




｢そうだ、今日はさっそくレオさまの護衛の任の指令が来たよ｣

｢え、そうなの？｣

｢うん。でも、別に出かけたりとかじゃないから、一人ずつ交代での護衛で大丈夫なんだ｣





城なら、近くにいるし何かあったらすぐに駆けつけられるからね。




｢初めはノアからで１時間交代。次が僕で、最後がユキ。グレンが席を外すのが３時間って言ってたからそれでちょうどだね｣

｢ふうん・・・｣

｢さっそくの実務だけど、平気？｣

｢え？あ、心配しないで。大丈夫。やってみせるよ｣






皆も同じ敷地内にはいるんだし。
だから、頑張る。