俺22歳、アイツ3歳2ヶ月
お菓子がパンパンに入った紙袋を大事そうに抱えながら
俺達二人の後ろをゆっくりついて来る優。
駄菓子屋で懐かしい話で盛り上がったおかげで
二人のぎこちなかった雰囲気が少しマシになていた。
二人で並んで歩きながら、いろいろなSHOPの店先に置いてある商品を見ながら話をする。
「これ、かわいいね。うちの食器もこんなお洒落なのにしたいなぁ・・・。でも高~い!!」
少し変わったデザインのマグカップが淡い色合いでいくつもの種類並んでいる。
その中から、綺麗なオレンジ色のマグカップを手に取り値段を見て驚いている彼女。
「マグカップにしては高いよな・・・。」
「ね。でもかわいいよね。」
「これだけ並んでるとどれがいいか迷っちゃうよな。」
俺も少しくすんだ黄緑のマグカップを手に取りながらそう言った。
「そうだよね。いろんな色が揃ってるからかわいいんだよね。一ツぐらい買っても仕方ないっか・・・。」
彼女は少しさみしそうにそのマグカップを元の場所に戻した。
「あれ、優ちゃんは??」
なんだか静かだと思ったら振り返っても優が居ない。
俺達二人の後ろをゆっくりついて来る優。
駄菓子屋で懐かしい話で盛り上がったおかげで
二人のぎこちなかった雰囲気が少しマシになていた。
二人で並んで歩きながら、いろいろなSHOPの店先に置いてある商品を見ながら話をする。
「これ、かわいいね。うちの食器もこんなお洒落なのにしたいなぁ・・・。でも高~い!!」
少し変わったデザインのマグカップが淡い色合いでいくつもの種類並んでいる。
その中から、綺麗なオレンジ色のマグカップを手に取り値段を見て驚いている彼女。
「マグカップにしては高いよな・・・。」
「ね。でもかわいいよね。」
「これだけ並んでるとどれがいいか迷っちゃうよな。」
俺も少しくすんだ黄緑のマグカップを手に取りながらそう言った。
「そうだよね。いろんな色が揃ってるからかわいいんだよね。一ツぐらい買っても仕方ないっか・・・。」
彼女は少しさみしそうにそのマグカップを元の場所に戻した。
「あれ、優ちゃんは??」
なんだか静かだと思ったら振り返っても優が居ない。