不機嫌な彼のカミナリ注意報2
そう言うが早いか、右手をぐっと引っ張られるように掴まれて、明るい外灯のほうへ手の平をさらされる。
「とりあえず病院に行くか」
「だ、大丈夫ですよ。擦りむいただけですから」
「でもお前、膝はけっこう血が出てるぞ?」
一生懸命走って来たから、血の巡りがよくなっていて、余計に出血しているのかもしれない。
真剣な顔をする風見さんに対し、私はそれでも首を横に振った。
「本当に大丈夫です。ちゃんと動くから骨は折れてませんし、見た目ほど痛くもないですから」
痛くない、は……半分ウソだ。
出血していると認識した途端に、痛くなってきたような気がする。
「とりあえず病院に行くか」
「だ、大丈夫ですよ。擦りむいただけですから」
「でもお前、膝はけっこう血が出てるぞ?」
一生懸命走って来たから、血の巡りがよくなっていて、余計に出血しているのかもしれない。
真剣な顔をする風見さんに対し、私はそれでも首を横に振った。
「本当に大丈夫です。ちゃんと動くから骨は折れてませんし、見た目ほど痛くもないですから」
痛くない、は……半分ウソだ。
出血していると認識した途端に、痛くなってきたような気がする。