不機嫌な彼のカミナリ注意報2
やはり私は週末お泊りというお花畑に完全にトリップしていたみたいだ。
そうじゃなければ、こんなに重大な事案を忘れるわけがない!
「笹岡さん、大変ですよ!」
周りには聞こえないように声を潜めながらも、語気だけは強めて笹岡さんに訴えかけた。
「大変って?」
「皆口さんがお昼休みにここへ来ます。お弁当を持って」
「えぇ?!」
ちょっと大きめの驚いた声をあげた笹岡さんが、咄嗟に自分の口を押えて身を縮こまらせた。
「さっき営業部へ行ったときに皆口さんに頼まれました。笹岡さんと一緒にお弁当を食べたいから、私も説得に加わってほしい、って」
「なんでそうなるんだよ」
なんでって……諸悪の根源は笹岡さん自身だ。
そうじゃなければ、こんなに重大な事案を忘れるわけがない!
「笹岡さん、大変ですよ!」
周りには聞こえないように声を潜めながらも、語気だけは強めて笹岡さんに訴えかけた。
「大変って?」
「皆口さんがお昼休みにここへ来ます。お弁当を持って」
「えぇ?!」
ちょっと大きめの驚いた声をあげた笹岡さんが、咄嗟に自分の口を押えて身を縮こまらせた。
「さっき営業部へ行ったときに皆口さんに頼まれました。笹岡さんと一緒にお弁当を食べたいから、私も説得に加わってほしい、って」
「なんでそうなるんだよ」
なんでって……諸悪の根源は笹岡さん自身だ。