魔導師の守護神
たくさん食べる気満々の私に、レオンが真顔の棒読みで。
「んないっぱい食ったら太るぞー」
と言って来たので、私はむぅっと頬を膨らませた。
「食べたらその分体術訓練するから大丈夫ですー!」
「まぁアルムはもうちょい太った方が良いかもな。お前細いから」
レオンはそう言うけど、私はいつも食べた分だけ体術訓練で運動をしている。
ケーキの奢りでワクワクと気持ちが明るくなった私は、ルンルン気分で鼻歌を歌いながら歩いた。
そんな私を、レオンが後ろから愛おしそうに眺めていたことは、私は気づいていない。