魔導師の守護神


ふと、レオンの方を見てみる。



「レオンはまたいつもの?」


「当たり前だろ。お前らよくケーキなんて食えるな」



私の発言に、レオンは顔をしかめた。


甘いものが苦手なレオンは、いつも私やレイちゃんに付き合うものの、ケーキは一切食べない。

いつも頼むのは、スイーツアイランドの第二の名物であるコーヒーだった。


自分は食べなくとも、私やレイちゃんが行きたいと言えば一緒に行ってくれる、優しい一面があるのがレオンだ。


私は、その優しさを知っている。

その優しさに何度救われただろう。


レイちゃんとメニューを見てはしゃぎながら、私はレオンのことを見て微笑んだ。


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