魔導師の守護神
そんないつもの光景に、周りの魔導師達はクスクスと笑いながら通り過ぎて行った。
なんだかんだ言いながらも、無事にレオンに資料は読ませた。
そして食事を終えた私達は、雲一つ無い快晴の中、今日も任務を遂行しに寮を出たのだった。
私は訓練の指導は、実はあまり得意ではない。
というか、人前で何かをするということを好まないのだ。
だけど、今なら少しは大丈夫。
昔の私とは違う。
私はこれから人前に出る緊張を紛らわせるように、一度大きく深呼吸をした。